チェコ鉱工業生産、10月は6.7%増

チェコ統計局(CSU)が7日発表した10月の鉱工業生産高(物価調整値)は前年同月比で6.7%増加した。同業生産高のプラスは2カ月ぶり。前月は0.6%のマイナスだった。前月比(物価・季節調整値)では1.1%の減少、新規受注高は前年同月比で12.3%の増加だった。

業種別にみると、主要産業の自動車が8.4%伸びたほか、金属加工品が9.4%、電気設備が7.5%増加して全体を押し上げた。基礎医薬品・医薬品製造(29.6%増)、コンピューター・電子・光学機器(13.8%増)、飲料(12.2%増)、食品(10.7%増)も拡大幅が大きかった。

一方、鉱業が3.1%減少したほか、化学・化学製品(1.5%減)、衣料品(5.1%減)も振るわなかった。

10月の税込平均賃金は名目ベースで前年同月比8.4%増の3万3,835コルナ(約1,307ユーロ)だった。(1CZK=4.97JPY)

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