ルーマニア統計局が11日発表した2018年11月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で3.4%上昇し、上げ幅は前月から0.9ポイント縮小した。インフレ率の低下は3カ月連続で、4%の水準を切るのは11か月ぶりとなる。
分野別にみると、食品が2.9%、燃料価格含む非食品が4.2%、サービスが2.5%上昇した。
前月比ではCPIは0.1%低下した。分野別では、食品が0.3%、非食品が0.1%それぞれ下落。サービスは0.1%上昇した。
同国のインフレ率は今年6月の5.4%をピークに、4.3%~5.1%の間で推移していた。