ウラジオストクがロシア極東の「首都」に

ロシアで極東連邦管区の「首都」に当たる本部が、ハバロフスクからウラジオストクに移転する。ウラジオストクを擁する沿海地方のコジェミャコ知事代行が10月に提案したのを受け、プーチン大統領が13日、政令を発布した。移転時期はまだ明らかになっていない。

コジェミャコ知事代行は提案の理由として、インフラ整備状況や海港の存在、東方経済フォーラム(EEF)の開催地である事実などに触れ、ハバロフスクよりも首都に「ふさわしい」と話していた。

一方で、ハバロフスク地方のフルガル知事やハバロフスクのソコロフ市長は提案に強く反対していた。

なお、コジェミャコ知事代行は16日の選挙の結果、次期知事に選出された。

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