トルコの2社、イタリアに大型投資で表彰

トルコの家具メーカー、カスタモヌ・エンテグレ(Kastamonu Entegre)とガラスメーカーのトラキア・ジャム・サナイ(Trakya Cam Sanayii)は先ごろ、両社が行ったイタリアへの大型投資を理由としてイタリア商工会議所から表彰を受けた。両社の2018年の投資額は合計で約1億9,800万ドル。

2017年にイタリアの家具メーカー、グルッポ・トロンビーニ(Gruppo Trombini)を買収したカスタモヌ・エンテグレの投資額は1億8,000万ドルだった。同社は同国でパーティクルボードの生産を開始することを予定している。一方、トラキア・ジャム・サナイは昨年1,780万ドルを投じて板ガラスの生産を倍増させた。同社は2016年にイタリアのサンガルリグループの生産施設を買収していたが、18年にも施設を新たに取得した。

トルコ中央銀行によると、2002年から17年にかけてのトルコ企業によるイタリアへの投資額は3億8,700万ドルに上る。一方イタリア企業のトルコへの投資額は30億ドルだった。

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