ポーランド鉱工業生産の上げ幅縮小、12月は2.8%に

ポーランド中央統計局(GUS)が18日発表した2018年12月の鉱工業生産指数は前年同月比で2.8%の上昇にとどまり、伸び率は前月(4.7%)から1.9ポイント縮小した。同指数の低下は2カ月連続。市場は4.9%の上昇を予測していた。

34業種のうち17業種でプラスとなった。上げ幅が最も大きかったのは「その他の輸送機械・器具」(33.6%)で、「機械・設備の修理と据付」(16.1%)、「コークス・石油精製品」(14.9%)、「電気・ガス・スチーム・空調」(13.4%)、「電気設備」(12.1%)、「コンピューター・電子・光学機器」(5%)も拡大した。

「製薬」は29.5%と大幅に後退したほか、「機械・設備」(4.3%)、「石炭・褐炭」(3.5%)、「ベースメタル」(2.8%)、「飲料」(2.5%)、「金属製品」(2%)も振るわなかった。

同日発表された12月の建設業生産指数は前年同月比で12.2%拡大した。

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