ポーランド18年リース業界売上高826億ズロチ、過去最高を記録

ポーランドのリース業者連合会(ZPL)がこのほど発表した加盟企業の2018年売上高は826億ズロチ(190億9,700万ユーロ)と過去最高を更新した。前年比の増加幅は21.8%で、過去11年で最大だった。乗用車・小型商用車(LCV)リースに関する税法改定を前に駆け込み需要があったほか、機械・設備や、トラック・バス・航空機・船舶・鉄道車両も好調だった。

今年初めに企業の使う乗用車・LCVに関する改正税法が発効するのを受けて、10-12月期(第4四半期)はこれらの車両の需要が大きく拡大した。通期では前年比30.7%増の399億ズロチ(93億ユーロ)に達した。

機械・設備は17.7%増の217億ズロチ(50億ユーロ)で、項目別の伸び率は建設機械が45.5%、医療機器が39.1%、農業機械が18.2%だった。

トラック・バス・航空機・船舶・鉄道車両は全体として11.4%増の195億ズロチ(45億ズロチ)となった。項目別の伸び率は航空機・船舶・鉄道車両が33.3%、トラックが20.8%、トレーラー・セミトレーラーが12.1%だった。

不動産は種類別で最も規模が小さく、4.4%増の9億5,000万ズロチにとどまった。(1PLN=28.87JPY)

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