ハンガリー中央統計局(KSH)が12日発表した1月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.7%増となり、前月から横ばいだった。
上昇幅が大きかったのは「アルコール飲料・たばこ」(6.9%)と「食品」(4.2%)。ほか、サービスは2.8%、「衣料品・靴」は1.5%、「その他の燃料・電力」は1.2%、「耐久消費財」は0.8%拡大した。
自動車燃料を含む「その他の製品」は0.2%値下がりした。
価格変動の激しい食品と燃料を除いた基礎インフレ率(季節調整済み)は3.2%で、前月から0.4ポイント拡大した。
同国のインフレ率は昨年2月の1.9%から10月には3.8%まで上昇したものの、その後2カ月連続で低下していた。