ハンガリー製薬大手リヒター・ゲデオンは先ごろ、提携する米製薬大手アラガンの子会社との間で、アラガンの子宮内避妊システム、レボノルゲストレル放出子宮内システム(IUS)の中南米諸国での販売及び供給契約を結んだ。リヒターは2011年以来、同IUSを「Levosert」の商品名で欧州市場に供給してきた。
同IUSは米国では「Lietta」の商品名で2015年にアラガンによって販売が開始された。中東欧ではアラガンのハンガリー法人アクタヴィスが買収したウテロン・ファーマとの契約に基づき、リヒターによって販売されている。
リヒターによると、アラガンに対するロイヤリティーと報奨金は製品の市場投入後に販売状況に応じて支払われる予定。