チェコ統計局(CSU)が13日発表した1月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で2.5%上昇し、上げ幅は前月から0.5ポイント拡大した。インフレ率の上昇は6カ月ぶり。
構成比重の高い「住居・水道光熱費」が4.9%増加(前月は4%増)、「アルコール飲料・たばこ」は3.2%増加(前月は2.8%増)して全体を押し上げた。「その他の財・サービス」(4.7%)、「ホテル・レストラン」(3.8%)、「医療」(3.6%)、「教育」(2.2%)も上昇幅が大きかった。
「食品・非アルコール飲料」は0.2%、「衣料品・靴」は0.7%、「郵便・通信」は1%下落した。
同国のインフレ率は昨年6月の2.6%をピークに2%~2.5%の水準で推移していた。過去12カ月(2018年2月~19年1月)の平均インフレ率は2.2%。