ポーランド2月インフレ率1.2%、9カ月ぶり上昇

ポーランド中央統計局(GUS)が15日発表した2月の消費者物価指数は前年同月比で1.2%上昇し、上げ幅は前月から0.5ポイント拡大した。インフレ率の上昇は9カ月ぶり。

構成比重の大きい「食品・非アルコール飲料」が前月から1.3ポイント増となる2.1%に、「運輸」は同0.6ポイント増の2.5%に上昇し、全体を押し上げた。ほかに上昇幅が大きかったのは「外食・宿泊」(3.4%)、「教育」(3.1%)、「医療」(2.6%)。「アルコール飲料・タバコ」も1.4%値上がりした。

「衣類・靴」は3.2%、「通信」は2.4%下落した。

同国のインフレ率は2017年11月に中央銀行が目標値とする2.5%まで達した後、昨年3月に1.3%まで低下した。夏には2%まで回復したものの、9月から再び下がっていた。

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