シーメンスの露合弁、2階建電車開発へ

独電機大手シーメンスとロシア機関車製造会社シナラ(Sinara)との合弁企業LLCウラル・ロコモーティブズはこのほど、国営ロシア鉄道(RZD)と2階建て(ダブルデッカー)電車の開発協力で合意した。長距離路線用の車両を開発する。これにより、ロシア側の付加価値率は最低でも80%に拡大する見込み。

両社は今後、共同の作業部会を立ち上げ、新型車両の技術的・経済的要件を定義した上でRZD側の要望とすり合わせを行う。

ウラル・ロコモーティブズは2010年、シーメンスとシナラの折半出資で設立された。

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