米ビザ、ロシアの小売店での現金引き出しサービス開始へ

クレジットカード世界最大手の米ビザは先ごろ、ロシアで同国農業銀行及び小売大手パルメザンと協力して小売店舗などにおける現金引き出しの実証試験を開始したと発表した。今後ロシア全土でのサービス開始を目指す予定。

ビザは今年2月以来、同社のクレジットカードを使った小売店舗における現金引き出しシステムの導入に参加する企業を募っていた。当時の発表では引き出し限度額は100ドルとされていた。

競合の米マスターカードはロシアで2018年に同様のサービスを小売チェーンの「ファソーリ」及び「ビラ」と提携して開始している。

ビザは同様のサービスを中東欧ではスロバキア、ポーランドで既に開始している。

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