露ロスナノと商用車カマズ、EVバッテリー開発で提携

ロシア国営ハイテク企業のロスナノはこのほど、同国の商用車大手カマズと電気自動車(EV)用バッテリーなどの共同開発を行うことで合意した。ロスナノ子会社のリオテフのリチウムイオン電池を利用し、蓄電モジュールやシステムを開発する予定。開発したバッテリーはカマズの電動バスなどに搭載する。

カマズのコゴーギン社長は「電動バスの生産においてはバッテリーシステムがコスト全体の約30%を占める。国内製品を使用することで価格を大きく抑えると共に輸入依存度を引き下げることができる」と話した。

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