Solaris:ポーランド・バス製造大手ソラリス、新製品の開発順調

ポーランドのバス製造大手ソラリスが新製品開発を順調に進めている。グディニャ市では今月初めから市内交通運営会社PKTグディニャと提携し、2連接・4軸トロリーバス「トロリーノ24」の試験運行を開始した。また、同社初の水素燃料電池バス「ウルビーノ12ハイドロジェン」も市場投入した。

「トロリーノ24」は来月半ばまで運行し、最後軸の操舵装置、連接機構、電子制御ブレーキシステムを微調整する。ブリュッセルで10月に開かれる見本市「バスワールド」で正式に市場公開する。

「ウルビーノ12ハイドロジェン」は初出荷の12台がイタリア北部のボルツァーノ市に納入される。同市はすでに昨年、ソラリスに電動バス8台を発注している。

「ウルビーノ12ハイドロジェン」は出力60キロワット(kW)の燃料電池と自社製ハイパワーバッテリーを搭載。125kWの駆動モーター2個を装備し、航続距離は350キロメートルに達する。

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