スウェーデンのゴム・自動車部品大手トレルボルグのシーリングソリューションズ事業部門(TSS)は先ごろ、ブルガリア西部ペルニクにある工場の拡張工事を完了した。液状シリコーンゴム(LSR)の生産能力増強が目的で。面積1,000平方メートルの生産及び倉庫棟を新設した。
TSSは2010年にペルニク工場を開所した。自動車、製薬、衛生設備、家電の各分野向けにLSRを生産している。
トレルボルグのエラストマー部門で世界展開を統括するクリスティアン・ブロク氏は「ペルニク工場の拡張により、工業界と自動車産業界における売上高の増加が期待できる」と述べた。