Poczta Polska:ポーランド国営郵便、車両更新で排出量削減

ポーランド国営郵便(ポチュタ・ポルスカ)が、保有車両の更新を進めている。二酸化炭素(CO2)や有害物質の排出量を削減する目的で、現在、液化天然ガス(LNG)を燃料とするトラックの運行試験を実施中だ。

運行試験ではスカニアのLNGトラック「R410」をワルシャワ―ルブリン間で運行する。搭載されている13リットルエンジンの出力は高性能のディーゼルエンジンに比肩するが、二酸化炭素(CO2)排出量は10%、窒素酸化物(NOx)は60%少ない。微粒子の排出はゼロだ。平地での航続距離は1,300キロメートル。

ポチュタ・ポルスカは全車両を更新する計画で、まずはこの秋に電動配達車12台を導入する。小型商用車についても、すでに複数のメーカーの電動モデルを試験運用した。

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