Renault:仏ルノーがウズベクで乗用車生産を検討、PSAの商用車工場は工事に遅れ

仏自動車大手ルノーがウズベキスタンでの乗用車の組み立てを検討している。ウズベキスタンのメディアが先ごろ、在パリの同国大使とルノー経営陣との会合後に明らかにした。低価格の小型SUV「クウィッド(KWID)」を生産し、周辺の中央アジア諸国へも輸出する計画で、近くルノー側の代表団が同国を訪問するという。

ウズベキスタンでは仏PSAが2017年以来、国営自動車メーカーのウズアフトサノアト(Uzavtosanoat)との合弁会社ウズベキスタン・プジョー・シトロエン・オートモーティブ(UzPCA)を通じて小型商用車(LCV)の組み立て工場を建設している。投資額は1億3,300万ユーロで、完成後はプジョーとシトロエン両ブランド併せて年間1万6,000台を生産する計画だ。建設地は首都タシュケントから南西に200km離れたジザフ自由工業団地だが、最近になって同地での工事の遅れが報道された。

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