Polimex:ポーランド建設大手ポリメックス、米GEとガス火力発電建設で合同応札

ポーランド電力大手PGEのドルナ・オドラ発電所のガス火力発電設備建設入札をめぐり、地元建設大手のポリメックス・モストスタルはこのほど、米ゼネラルエレクトリック(GE)傘下のGEグローバルサービスと合同応札することで基本合意した。PGEは同建設に約40億ズロチ(9億4,260万ユーロ)を投資する計画で、今月末に応札を締め切る。

国内北東部のドルナ・オドラ発電所は現在、石炭火力発電8機で稼働中。PGEは排出量低減と効率化のため天然ガスの導入を決め、6月半ばにガス発電2機の建設入札を開始した。総発電能力は約1,400メガワットで蒸気も供給する。年末から年始にかけて発注先を決定し、2023年中の稼働開始を目指す。

ポリメックスとGEは、PGEが運営する欧州最大規模のオポレ石炭火力発電所の第5、第6号機の建設をすでに共同受注しており、提携の実績がある。今回の合意には11月15日までの有効期限が設けられている。(1PLN=28.66JPY)

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