スタートアップ企業向けにシステム開発サービスを提供している。ユーザー目線でシステムを開発することにより、多くのスタートアップが陥りがちな独りよがりなサービスではなく、ニーズに合致したシンプルで質の高いソリューションを提供することを目指している。
開発手順は、ユーザーエクスペリエンス(UX)調査(ユーザーを対象とした事前調査)に基づく製品設計を経て、新サービスのブランド化やユーザーインターフェース(UI、システムの操作性)設計、画面デザインを行い、ウェブまたはモバイル向けに製品化していく。
同社の前身は2011年の設立で、今年2月から現社名に変更した。スタッフ数は28人。システムの受託開発を手掛けて成功しているスタートアップには、家事代行サービス「Rendi」、イベントチケットの売買プラットフォーム「Tickething」、ランドリーサービス「Neatly」、ピザ配達のエクスプレスサービス「15Minutes
Pizza」などがある。また、自動車大手のプジョーやホンダ、保険大手のアリアンツやアクサ、金融大手のエルステ銀など大手企業多数とも開発実績がある。
■認知症患者向けの注意喚起ソリューションを開発
同社は先ごろドイツで開催された医療向けのシステム開発イベント(ハッカソン)「デジタル・ヘルス・チャレンジ」で、認知症患者とその家族の負担を軽減するためのスマートホームのソリューションを創案して最高賞を受賞した。玄関の施錠やコンロの停止などを確実に行うため、該当箇所にブルートゥースを使用した発信機を設置し、アプリを介して患者の注意を喚起するというものだ。同社でUXデザインを担当するズザンナ・カクチ氏は、「イベントの短い時間にビジネスで通用する高水準の製品を作成できることが証明できた」と述べた。
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