Avtotor:ロシア自動車製造アフトトル、独デュルに工場設計を発注

ロシアの自動車メーカー、アフトトル(Avtotor)はこのほど、独設備大手のデュルに新工場の設計業務を発注した。契約金額は明らかにされていない。新工場は2020年に稼働する予定だ。

アフトトルは、カリーニングラードの西端に位置するアレクサンドル・コスモデミヤンスキー地区の32ヘクタールの敷地に、年産能力5万台の組み立て工場を建設する。同拠点では将来的に溶接・塗装施設を整備し、全生産工程を手がけることになる。デュルは組み立て工場の詳細を設計する。

現地メディアによると、アフトトルはカリーニングラードの既存工場で手掛けている独BMW、韓国の現代自動車、起亜自動車のモデルを新工場に移管することになる。

新工場の整備は、アフトトルが政府と結んだ特別投資契約(SpIK)の枠内で実施される。

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