研究・医療用具メーカーの独ザルスタットは22日、ロシアのサンクトペテルブルクで新工場の起工式を行った。投資額は2,100万ユーロ。ロシアおよび独立国家共同体(CIS)諸国向けに採血用器具を生産する。完成予定は2020年夏で、新規雇用は50人。
同社は昨年5月にサンクトペテルブルク市並びに国営VTB銀行との間で新工場の建設に関する協力協定を締結していた。工場はペトロドヴォレツ地区のマリノ工業団地に位置している。
ザルスタットは研究用機材と医療機器分野における器具および消耗品の開発・製造・販売大手。独西部ノルトライン・ヴェストファーレン州ニュームブレヒトに本拠を置く。欧州、北米、オーストラリアおよびアジアに33の拠点と14の工場を持つ。従業員数は2,800人。