ポーランドのバス製造大手ソラリスは1日、イタリアの公共交通事業者コトラル(Cotral)と新たにインターシティー(都市間)バス「インター・ウルビーノ」300台の受注契約を交わした発表した。契約額は1億1,700万ユーロで、期間10年のメンテナンス契約も附帯する。年内に50台を納車する予定。
「インター・ウルビーノ」は全長12メートルで、乗車定員は67人(座席数55)。欧州連合(EU)の排ガス基準「ユーロ6d」に対応した蘭DAFのディーゼルエンジン「MX-11」(最高出力251kW)を搭載する。
コトラルはローマを州都とするラツィオ州内の公共交通機関を運営している。ソラリスは2016年にも同社から「インター・ウルビーノ」360台を受注した実績を持つ。
ソラリスはこれまでにイタリアで同モデル400台超をはじめ、電気バスやトロリーバスなど合計約1,000台を納車している。