チェコ第2四半期GDP、前期比0.6%増

チェコ統計局(CSU)が14日発表した2019年4-6月期(第2四半期)の国内総生産(GDP、速報値)は実質ベースで前期から0.6%増加した。同国は17年10-12月期以降、18年10-12月期の0.9%増を除き0.6%増の小幅成長が続いている。前年同期比では2.7%増加した。

第2四半期は内需、外需ともに堅調だったが、投資活動に勢いがなくなり経済成長にブレーキをかけた。付加価値創出を産業別に見ると商業、運輸・物流業、宿泊飲食業が大きく伸びた。雇用数は前期並みで、前年同期を0.8%上回った。

チェコの経済成長率は2017年に過去20年間で最高の4.9%をつけた後、18年は2.9%に大きく減速した。同国の中央銀行は、今年2.6%に低下するが、来年は2.9%に上向くと予測している。

上部へスクロール