スロバキア7月インフレ率2.9%、2カ月ぶり上昇

スロバキア統計局が13日発表した7月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で2.9%上昇し、上げ幅は前月から0.3ポイント拡大した。インフレ率の上昇は2カ月ぶり。価格変動の激しい食品と燃料を除いた基礎インフレ率は2.5%で、前月から0.3ポイント拡大した。

項目別では「通信」が5%増加し、プラス幅は前月から2ポイント拡大した。上昇幅が大きかったのは「食品・非アルコール飲料」(4.7%)、「住宅・上下水道・電気・ガス・その他の燃料」(3.8%)、「宿泊・外食」(3.7%)、「雑貨・サービス」(3.6%)。上昇幅が最も小さかったのは「医療」の0.8%だった。

「運輸(自動車用燃料を含む)」は1.5%減少した。

同国のインフレ率は2018年8月の2.8%から12月に1.9%まで低下した後、2.2%~2.7%の間で推移していた。

上部へスクロール