仏レーザー技術のルミバードグループは26日、医療機器子会社カンテル・メディカルを通じてスロベニアのオプトテク(Optotek)・メディカルを買収したと発表した。医療用レーザー機器の調査・開発能力を強化する狙い。取引金額は明らかにされていない。
カンテルは20年近くにわたり、オプトテクと提携。眼科用レーザー検査機器の開発・OEM供給を受けてきた。今回の取引が市場投入済み製品の競争力強化や新製品の開発迅速化につながると見込む。
ルミバードグループは2017年にケオプシスとカンテルが合併して誕生した。500人以上の従業員を擁し、年商規模は1億ユーロを超える。