Alminij:ボスニア・ヘルツェゴビナのアルミメーカー、操業再開を見送り

ボスニア・ヘルツェゴビナのアルミニウムメーカー、アルミニー・モスタル(Alminij

Mostal)は20日、来月1日に予定していた鋳造所の操業再開を見送ると発表した。再建計画で合意されていた財務支援が未実施で、操業資金が確保できないためだ。これにより、同社の将来が不透明になっている。

アルミニー・モスタルは経営難に陥り、今年7月に再建案が採択された。同案によると、8月1日までに財務支援を受け取り、9月1日から鋳造所を再稼働、その後まもなくアノード工場、電解工場も操業を再開。12月10日までに債務再編を完了する内容だった。鋳造所を再稼働した段階で350人(うち74%が製造部門)が就業する予定だった。

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