トルコの6月鉱工業生産3.9%減少、マイナス幅拡大

トルコ統計局(TUIK)が16日発表した6月の鉱工業生産高(稼働日調整済み)は前年同月比で3.9%減少し、下げ幅は前月から2.6ポイント拡大した。同生産高のマイナスは10カ月連続。製造が前月(1.8%減)から2.8ポイント縮小して4.6%の減少となり、全体を強く押し下げた。鉱山・採石は4.8%、電力・ガス・スチームは0.5%増加した。

財別でみると、中間財の減少幅が最も大きく8.1%に達したほか、非耐久消費財は2%、資本財は5.8%減少した。耐久消費財は14.9%、エネルギーは3.9%拡大した。

同国の鉱工業生産高は2018年9月に2.5%減少し、16年9月以来23カ月ぶりのマイナスに転じた。

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