Siemens:独シーメンス、標準型機関車「スマートロン」をルーマニアとブルガリアから受注

独総合電機大手シーメンスの鉄道事業子会社、シーメンス・モビリティはこのほど、同社の標準型機関車「スマートロン(Smartron)」をルーマニアとブルガリアに供給することを明らかにした。ルーマニアの鉄道貨物業E-Pレイルから4台、ブルガリアの運輸業界最大手PIMKから3台を受注している。

「スマートロン」は投入分野を想定して最適に設計された標準型モデルで、顧客の要望に応じて設計可能な「ヴェクトロン」より低価格なのが魅力だ。稼働の安定性が高くコスト効率も良いという利点がある。2018年春の販売開始からこれまでの受注数は25台を超える。

シーメンスは2018年3月、「スマートロン」をドイツ市場向けに発表した。ブルガリアではすでに運行許可を取得しているという。

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