2019/9/11

CIS諸国

格付け大手フィッチ、ウクライナを「B」へ格上げ

この記事の要約

国際金融市場でも資金が調達しやすくなり、2020~21年に集中する債務償還を乗り越えられる。

今後の経済見通しについてフィッチは、4-6月期(第2四半期)の国内総生産(GDP)が前年同期比4.6%増と大きく拡大したことを受け、通期で3.4%を予想する。

内需拡大、農産品をはじめとする輸出の増加がけん引する見通しだ。

米格付け大手のフィッチ・レーティングスは6日、ウクライナの長期信用格付けを従来の「Bマイナス」から「B」へ引き上げた。見通しは「強含み」。

政府ならびに国外からの資金調達力、マクロ経済の安定性向上...