ポーランド南西部で送ガス管が稼働、ノルウェー産ガスの供給に向け

ポーランドのパイプライン運営事業者ガスシステムはこのほど、南西部のルヴヴェクとオドラヌフを結ぶ送ガス管の運営を開始した。デンマークを経由してノルウェー産のガスを運ぶ「バルチック・パイプ」と国内供給網を結ぶためのもので、総工費の約半分に当たる3億6,500万ズロチ(約8,560万ユーロ)を欧州連合(EU)からの助成金でまかなった。

新しい送ガス管の全長は168キロメートル。敷設工事は2区間に分けられ、2企業連合に委託された。ルヴヴェクからクロビアまでの113キロメートル区間はオーストリアのポルとハンガリーのOTインダストリーズ・KVVコントラクターから成る企業連合が、残る55キロメートル区間は地元のJP

SAとスロベニアのIMPプロモントから成る企業連合が担当した。(1PLN=27.15JPY)

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