3Dの立体映像の出力装置である立体ディスプレイ(体積表示デバイス)を開発している。拡張現実(AR)、仮想現実(VR)、複合現実(MR)の各技術を組み合わせて実在の人物の3Dホログラムを生成し、様々な場でのテレプレゼンス※を可能にする。
立体ディスプレイで3Dホログラムを出力することで、人物以外にも空に飛行機を投影したり、木立の中を動き回る恐竜、子供部屋で遊ぶペンギンなど多彩な表現が可能になる。投影された像は障害物にぶつかると転ぶなど、あたかも実在するかのような動きを見せる。
同社はゲーム開発者だった創業者によって2010年に設立された。仏タイヤ大手ミシュランのために3Dのプロジェクションマッピングを手がけたほか、スイス製薬大手ノバルティス、米IT大手マイクロソフトなどを顧客に持つ。
※テレプレゼンス:遠隔地とのビデオ会議などで、遠方の参加者が実際にその場にいるかのように表現できる技術。高精細な映像と高音質な音声により、通常のビデオ会議よりも臨場感が高い。
Matsuko
Kosice,
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