独家電大手BSH、スロベニアに開発センター設置

独家電大手BSHハウスゲレーテのスロベニア子会社BSHヒシュニ・アパラティ(Hisni

Aparati)はこのほど、北部ナザリエにある拠点で開発センターの建設工事に着手した。投資額は約300万ユーロ。完成後の施設面積は2,600平方メートルで、2つの開発室と試験設備、組み立てラインを備える。来年末の開所を見込む。

同センターでは140人を雇用し、親会社であるボッシュのスマートキッチン「クックイット」などの開発を手がける。同製品は来年からナザリエ工場で生産を開始し、市場に投入する予定。

BSHは1993年、スロベニアの家電大手ゴレニアからナザリエ工場(旧称ゴレニアMGA)を買収して同国に進出した。主に家庭用電化製品を生産し、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モンテネグロ、マケドニア、コソボ、アルバニアといった西バルカン諸国に輸出している。従業員数は約1,300人。

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