独計測機器のB+Bサーモ、セルビア工場が開所

独計測機器メーカーのB+Bサーモ・テクニック(Thermo-Technik)はこのほど、セルビア北部のスボティツァで温度センサー工場を開所した。投資額は100万ユーロ。100人の雇用創出が見込まれている。

新工場はスボティツァ工業地区に位置する。セルビア子会社のシュペハー取締役によると、中国から生産の一部を新工場に移管する予定だ。

B+Bサーモ・テクニックは1984年の創業で、オランダ、中国、香港で工場を操業する。自動車、機械、医薬品、環境技術、白物家電、ビルディングオートメーションといった業界に、温度や有害物質濃度などを測るセンサーを供給している。

顧客には独自動車大手のBMW、アウディのほか、業務用厨房機器の米ホバート、暖房機器の独ブデルス、航空宇宙・鉄道大手の加ボンバルディアなどを数える。

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