ベラルーシのベルコムンマシ(BelkommunMash:BKM)は21日、英国のキャド・キャム(CAD
CAM)オートモーティブに電動バスの現地組み立て生産を委託した。年間最大300台を生産する計画だ。契約高などの詳細は明らかにされていない。
BKMは先月、英バーミンガムで開催された見本市「コーチ・アンド・バスUK」へ新型電動バス「E4200P」の右ハンドル仕様モデルを出品した。公共交通運営事業者のほか、ロンドン、マンチェスター、カーディフ、バーミンガム、ノッティンガムなど地方自治体の関心を集めたという。ノッティンガムでは年内に「E4200P」の試験運行が予定されている。
BKMはミンスクを本拠とする。電動バス3モデルを出荷するほか、トロリーバスや路面電車の生産を手がける。