シンガポール企業、カザフスタンで化学プラントを建設

カザフスタン西南部マンギスタウ州のアクタウ港で19日、メタノール由来オレフィン(MTO)プラントの定礎式が行われた。シンガポールを本拠とするウエスト・ガス・オイルが18億ドルをかけて設置するもので、2023年に稼働する予定だ。650人の雇用創出が見込まれている。

新プラントの年産能力は、メタノールが30万トン、オレフィンが60万トン。天然ガスを加工して得られるメタノールを、さらにオレフィンへ加工する目的で、アクタウ港特別経済地区に建てられる。2年以内に着工し、生産開始後3年でフル稼働に移行する計画だ。

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