スイス鉄道車両製造シュタッドラー、ベラルーシで増産を計画

スイス鉄道車両メーカーのシュタッドラーのベラルーシ子会社は、2020年に車両400両を生産する計画だ。今年は組み立てキットを含め280両を予定しており、来年の増産率は42%に上ることになる。

シュタッドラーはミンスク郊外のファニポール工場で、1階建て・2階建ての鉄道車両のほか、トラム、地下鉄の製造を手掛ける。製品は国内のほか、ハンガリーやノルウェー、ドイツ、ルクセンブルグ、スペイン、南米などへ出荷している。来年には初のベラルーシ産トラム用コンバーターをスイスに輸出する。

国内の主要顧客はベラルーシ鉄道とミンスク地下鉄だ。今後、ミンスクでトロリーバスを運行するミンスクトランスの入札にも参加する方針。

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