機械の音を「聴いて」予測メンテナンスにつなげる技術を開発している。人工知能(AI)とモノのインターネット(IoT)、音響センサーを組み合わせて対象機器の異常を検知し、故障を未然に防ぐソリューションを提供する。遠隔監視によるリアルタイムの管理が可能で、工場やプラントなどあらゆる場所での障害発生防止に役立つと期待されている。
仕組みはまず、音響センサーを通じて対象機器の音やその他の変数をモニターする。収集したデータを、人間の脳の神経回路を模したニューラルネットワークによる深層学習機能にかけて分析し、確率論的な手法を用いて個々の機器が停止するリスクを判断する。異常を検出した場合は視覚化してリアルタイムで管理担当者などに通知する――というものだ。センサーを用いることで人間の聴覚では知覚できない音も検知でき、精度の高い分析を行える。
同社は2016年の設立で、スタッフ数は40人。エアバス、シーメンス、BMW、シュコダ、ボッシュ、LG、ダイムラーなどを顧客に持つ。欧州宇宙機関(ESA)のロケット打ち上げプロジェクトにも参加している。
Neuron
Soundware
SE
Okrová
946/18,
142
00
Prague,
Czech
Republic
Tel:
+420
778
888
904
sales@neuronsw.com