ロボット導入で危うくなる職場、雇用全体の2割に=ハンガリー

ハンガリー商工会議所の経済ビジネス調査研究所(GVI)が行った調査で、ハンガリーの被用者の2割近くが、機械による自動化が可能な領域で働いていることが明らかになった。中東欧での自動化のペースは欧州平均を上回ると見込まれ、GVIでは労働市場でも自動化による変化が感じられるようになるとみている。

調査では、プログラミング可能な作業を自動化できる作業と位置付ける。国税庁(NAV)の雇用データ(2018年)を基に計算すると、全被用者374万3,689人のうち、完全に自動化できる職種で働く人は16万4,496人、ほとんどの作業が自動化可能な職種で働く人は56万7,313人に上っている。合計すると73万人強となり、被用者全体の19.5%に当たる。

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