2019/12/18

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

トルコ中銀が4会合連続で利下げ、政策金利12%に

この記事の要約

インフレ見通しが改善していることなどから、4会合連続の大幅な利下げに踏み切った。

同国の11月のインフレ率は10.6%となり、前月(8.6%)から上昇したものの、ピークだった昨年10月(25.2%)からは大幅に改善した。

「現行の金融政策は今後のインフレ率低下の予想図とおおむね合致している」としたうえで、インフレ期待の抑制に向けて慎重な金融政策をとる方針を示した。

トルコ中央銀行は12日、主要政策金利である7日物レポ金利を2ポイント引き下げ、12%に設定した。利下げは7月、9月、10月に続き今年4回目。エコノミストは平均1.5ポイントの引き下げを予想していた。インフレ見通しが改善していることなどから、4会合連続の大幅な利下げに踏み切った。

同国の11月のインフレ率は10.6%となり、前月(8.6%)から上昇したものの、ピークだった昨年10月(25.2%)からは大幅に改善した。7-9月期の国内総生産(GDP)伸び率は0.9%となり、3四半期ぶりのプラス成長を記録した。

中銀は今年のインフレ率予測を従来の12.2%から11.6%に引き下げるとともに、来年もディスインフレ傾向が続くとの見通しを示した。

中銀は声明で、インフレの鈍化傾向の維持が景気回復のカギになると指摘。「現行の金融政策は今後のインフレ率低下の予想図とおおむね合致している」としたうえで、インフレ期待の抑制に向けて慎重な金融政策をとる方針を示した。