独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車
は12月11日、11月の販売台数が前年同月比1%減の
10万9,000台にとどまったと発表した。主要市場である中国での販売不振が響き、伸び悩んだ。地域・国別でみると、ロシアが同10.5%増の9,100台に拡大、ロシアを除く東欧は3.2%減の4,300台だったが、ウクライナは18.3%増の600台に急伸した。西欧は3.6%減の4万1,700台にとどまった。ドイツは9.5%減の1万5,600台と低調だったが、フランス(17%増の3,400台)、スペイン(15.4%増の2,500台)、スイス(13.5%増の2,000台)、ギリシャ(71.4%増の400台)では大きく伸びた。中欧は3.9%増の1万9,200台となり、本国チェコも5.7%増の8,100台と好調だった。ハンガリー(28%増の1,400台)とクロアチア(29.6%増の400台)は2ケタ台の伸びを確保した。中国は3.2%減の2万7,100台だった。インドも8.1%減の1,300台にとどまった。モデル別では、主力の「オクタビア」(3.8%増の3万2,200台)やSUVの「コディアック」(11.8%増の1万6,700台)、「カロック」(12.5%増の1万3,800台)が好調だった。