ハンガリー9-11月失業率3.5%、若年層では13%

ハンガリー中央統計局(KSH)が7日発表した2019年9-11月期の失業率は3.5%となり、2期連続で変化がなかった。前年同期比では0.1ポイントの改善。15~74歳の失業者数は16万3,300人で、前年同期から5,400人減少した。

失業率を年齢別にみると、25~54歳の働き盛り世代は3%、55~74歳の高年齢層は1.6%で、15~24歳の若年層では前期から0.2ポイント拡大して13.2%に悪化した。失業率の増減幅を前年同期比で見ると、25~54歳は0.2ポイント、55~74歳は0.9ポイント減少した。15~24歳では2.9ポイント増加した。

平均失業期間は10.6カ月で、失業期間が1年以上の長期失業者は全体の30.5%を占めた。

11月末時点の求職者数は23万9,000人で、前年11月末を1.9%下回った。

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