ハンガリー中央統計局(KSH)が7日発表した2019年11月の小売売上高(暦調整済)は、前年同月比で7.3%拡大し、好調だった前月実績(6.2%)をも凌ぐ伸びを示した。食品・飲料・嗜好品は4.5%増と伸び幅が通常を上回ったが、ノンフードは12.9%増とさらに大きく上昇した。自動車燃料は1.7%増だった。
ネット通信販売の売上高は引き続き拡大し、30%の大幅増を記録した。小売売上高全体に占める割合は8.1%に達した。
統計に含まれない自動車・部品・付属品の売上高は6.2%上昇した。
1-11月期の小売売上高は6%拡大した。増加率は食品・飲料・嗜好品が3.3%、ノンフードが9.3%、自動車燃料が6.3%だった。