クラスノヤルスク初の地下鉄、工事再開へ

シベリア中部のクラスノヤルスク市で地下鉄工事が再開される。資金不足で2008年に停止されたもので、23年までに640億ルーブル(9億4,000万ユーロ)をかけ、最初の6駅区間を整備する。長期的には3路線の敷設が計画されている。

クラスノヤルスク地方当局によると、プロジェクト計画の改訂作業が終了し、今月、担当課に提出された。改定作業には昨年、連邦政府から10億ルーブル(1,500万ユーロ)の予算が下りた。

人口約95万人のクラスノヤルスクでは初の地下鉄として1994年に工事が始まったが、トンネル3.5キロメートルが掘削されたところで資金不足となり、2008年に工事が停止した。

第一期工事では市の西側と中心を結ぶ区間を整備する。ヴィソチナヤ(Vysotnaya)からレニンスカヤまでの6駅が建設される。第2期工事では同路線を北東に、オクチャブリスカヤまで延長する。(1RUB=1.79JPY)

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