2020/2/5

総合・マクロ

中欧4カ国の賃金比較、チェコが最高

この記事の要約

未熟練労働者では、4カ国中最も賃金の安いポーランドの最低月給が1万4,000コルナ(555ユーロ)だったのに対し、チェコは1万8,000コルナ(713ユーロ)だった。

溶接工では、ポーランドが4万8,000コルナ(1,900ユーロ)と、チェコよりも3,000コルナ(119ユーロ)ほど高い。

販売・営業職ではポーランドが最も高く、販売管理職は最低で8万4,000コルナ(3,328ユーロ)と、チェコの7万コルナ(2,774ユーロ)、スロバキアの6万4,000コルナ(2,536ユーロ)と大きな差がある。

英ベルファストに本拠を置く人材派遣会社グラフトン・リクルートメントの調べによると、中欧4カ国の中でチェコが最も賃金が高い。長期にわたる人材不足が背景にあるとみられ、グラフトンでは他国から就職のた...