中国資本の部品メーカー、スターターズ・Eコンポーネンツ・ジェネレーターズ・オートモーティブ・ハンガリー(SEGAハンガリー)が、ミシュコルツ近郊のシルマベシェニョーで新工場棟を着工した。来年夏にミシュコルツ工場からの移転を完了する。
ハンガリー投資庁(HIPA)によると、工場棟の面積は1万3,500平方メートルで、研究開発(R&D)部門がこのうち4,500平方メートルを占める。
SEGAハンガリーは、SEGオートモーティブ・ジャーマニーの子会社。同社は中国投資家グループが2018年に独ロバート・ボッシュから買収したロバート・ボッシュ・スターター・モーターズ・ジェネレーターズ・ホールディングを前身とする。
SEGAハンガリーはオルタネーターや発電機を手がける。年間およそ960台を生産している。R&D事業ではマイルドハイブリッド(MHV)・システムの開発にも携わっている。