ロシアの製薬会社レティノイディ(Retinoidy)が、モスクワ州のバラシハで新工場の建設を進めている。バラシハ市当局が先ごろ明らかにしたもので、投資額は約9億ルーブル(1,260万ユーロ)。倉庫や事務所など合わせた総面積は6,500平方メートルとなる。150人を雇用し、今年末からの生産開始を予定する。
レティノイディは主に薬用サルビア(セージ)を原料とするハンドクリームなど肌用クリームを生産している。新工場の生産能力は年間700万箱で、これにより同社全体の生産量は1,000万箱に拡大する見通し。(1RUB=1.66JPY)