自動車用ランプメーカーの米バロック・ライティングシステムズはこのほど、ポーランド東部のネムツェに工場を開設した。面積は2万5,000平方メートルで、新規雇用は170人。生産ラインは大半が自動化されている。フォルクスワーゲン(VW)、アウディ、ベントレー、フィアット、ジャガーの各ブランドに製品を供給する。
同工場は当初、2019年7~9月期に完成の予定だったため、開所は約半年遅れとなる。同社は昨年3月、同国南部のクラクフに研究開発(R&D)センターを開設。100人超を雇用し、標準的なハロゲンランプや最新のマトリックスライト、レーザーヘッドランプの開発を行っている。
同社は中東欧事業の拡大を続けており、2018年9月にはチェコのリフバルト、19年1月にはブルガリアのディミトロフグラードに相次いで新工場を開設している。