ポーランド2月インフレ率4.7%、11年11月以来の高水準に

ポーランド中央統計局(GUS)が13日発表した2月の消費者物価指数は前年同月比で4.7%上昇し、上げ幅は前月から0.4ポイント拡大した。インフレ率の上昇は4カ月連続で、2011年11月(4.8%)以来の高い水準となった。昨年10月(2.5%)から今年2月までの上げ幅は計2.2ポイントに上る。

構成比重の大きい「住居・水道光熱費」が前月から1.1ポイント増となる7.3%に拡大。「食品・非アルコール飲料」は7.5%上昇して全体を強く押し上げた。このほか「外食・宿泊」(6.3%増)、「教育」(4.9%増)、「アルコール飲料・たばこ」(4.1%増)も上げ幅が大きかった。「運輸」は前月の2.1%増から1.4%増に縮小した。

「衣類・靴」は0.1%減となり、唯一下落した。

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