ソラリスの燃料電池バス、独2都市から計25台受注

ポーランドのバス製造大手ソラリスは13日、独ケルン市の地域交通事業者RVKと、同じくヴッパタール市のWWSモビールから、水素燃料電池バス「ウルビーノ12ハイドロジェン」を合計25台受注したと発表した。内訳はRVKが15台、WWSは10台。今年から来年末にかけて納入する。受注額は明らかにされていない。

「ウルビーノ12ハイドロジェン」は全長12メートルで、乗車定員は最大80人。出力70キロワット(kW)の燃料電池を搭載し、一回の水素充填で350キロメートル以上を走行できる。エネルギー需要が高い時に電力を補助するため、29.2キロワット時(kWh)のトラクションバッテリー(けん引用蓄電池)も搭載している。水素タンクの容量は1,560リットル、充填可能水素量は37.5キログラムとなっている。

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