スロバキアで新内閣が発足、コロナ対策が喫緊の課題

スロバキアで21日、中道右派・「普通の人々(オラノ)」のイゴル・マトヴィッチ代表を首班とする新内閣が発足した。首相は、公約として掲げた汚職対策のほか、喫緊の課題として、まずコロナ危機対策に取り組む姿勢を明らかにした。

オラノは今月初めの選挙で、政権にあった社会民主党(スメルSD)に大差をつけて第1党に躍り出た。組閣に当たっては、反移民のポピュリスト政党「われらは家族(SME

rodina)」、欧州連合(EU)懐疑派のリベラル政党「自由と連帯(SaS)」、キスカ前大統領の保守派政党「人々のために(Za

ludi)」と連立を組み、議会定員150のうち95議席を確保した。

新型肺炎(COVIT-19)の流行を受けて、内閣就任式には出席者全員がマスクと手袋を着用して臨んだ。

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